くまもと伝統工芸品復興一途|団扇屋栗川商店の作家 栗川恭平

artisan

栗川恭平

団扇屋栗川商店の作家 栗川恭平のメイン画像

artisan name

団扇屋栗川商店栗川恭平

Genre

その他

団扇屋栗川商店の作家 栗川恭平のプロフィール画像

profile

1990年、福岡県福津市生まれ。2019年、結婚を期に婿入りし、理学療法士から転身して4代目・栗川亮一氏に師事。栗川商店5代目として、製造から企画・販売・PRまでを行う。

代表作品Creation

feel

  • 伝統と革新が共存
熟練の技と素材が活きる渋うちわ
  • 伝統と革新が共存
熟練の技と素材が活きる渋うちわ

伝統と革新が共存
熟練の技と素材が活きる渋うちわ

400年以上の歴史を持つ来民渋うちわは、肥後藩主・細川忠利公にも奨励され、真竹と和紙の産地であった来民地域の主要産業となりました。竹の節を境にして持ち手と扇面を一体成型する製法は、熟練の技と素材を活かしたシンプルで美しいデザインが特徴です。防腐効果のある柿渋(自家製)を塗布することで、「100年持つ」と言われています。プラスチック製にはないサスティナビリティと、使うほどに深みが増す色合いが魅力。イラストレーターとのコラボレーションうちわは県外からの注文も多く、伝統と革新性を併せ持つ商品づくりに取り組んでいます

作品づくりを行う上で
こだわっていることとその理由

材料となる真竹の切り出しから柿渋づくりまで、全て自分たちで行います。真竹は水分の少ない秋に切り出しますが、これは、水分が多いと虫が発生しやすいからです。柿渋用の豆柿は、地元の山々を探し歩き、地主の許可をもらって採取します。柿渋は約5年熟成させた物を使用。全て天然素材なので、形、品質を均一に仕上げる技を日々磨いています。現代において団扇は、実用必需品ではありません。だからこそ日本の伝統美を感じられる工芸品として、お客様に喜んでもらえる高品質なもの作りを心掛けています。加えて、来民渋うちわの魅力を若い世代にも知ってもらえるように発信を続けています。

逸品一点

仙扇

Artwork Title

仙扇

青墨(左)と無地(右)。来民渋うちわの基本形の一つであり、栗川商店の定番商品。大きさは25㎝×37cmと2番目に大きいサイズですが、手に持つと軽く、扇ぎ疲れしにくく感じられます。和紙を墨で丁寧に染め仕上げに柿渋を塗った青墨は、その名の通り青みがかったクールな佇まい。

この作品の購入ページへ

事業者概要

Company overview
工房名・屋号等
団扇屋栗川商店
代表者名
栗川恭平
TEL
Tel.0968-46-2051
MAIL
info@uchiwa.jp
URL
https://www.uchiwa.jp/
住所
山鹿市鹿本町来民1648
主な販売スポット
熊本県伝統工芸館、鶴屋百貨店、八千代座など

schedule

くまもと伝統工芸品は、全国の各会場で直接ご購入いただけます。

熊本が誇る逸品を、是非身近に感じていただけたら幸いです。出展スケジュールは以下の通りです。