くまもと伝統工芸品復興一途|高浜焼 寿芳窯 の作家 上田万里子

artisan

上田万里子

高浜焼 
寿芳窯
の作家 上田万里子のメイン画像

artisan name

高浜焼
寿芳窯
上田万里子

Genre

陶磁器

高浜焼 
寿芳窯
の作家 上田万里子のプロフィール画像

profile

17世紀に発見された天草陶石を用いて、1762年に上田家第6代・伝右衛門武弼が焼物を始める。以降、地域の産業として受け継がれ、1988年、工場改築に合わせて現在の「寿芳窯」となる。

代表作品Creation

feel

  • 使いやすさと強度の高さで
江戸時代から支持される白磁器
  • 使いやすさと強度の高さで
江戸時代から支持される白磁器

使いやすさと強度の高さで
江戸時代から支持される白磁器

白磁ならではの焼成後の美しさや強度の高さから、佐賀県の伊万里焼や有田焼の原料としても供給されてきた天草陶石。その貴重な地域資源を使い、およそ260年前に上田伝右衛門武弼が始めた高浜焼は、明治期以降に地域の産業として栄え、現在に至っています。「熊本地震で割れてしまった器の再購入など、リピートしてくださるお客様も多いので、一つ一つの品質は維持しながら、現代のニーズに合ったものを作っていきたい」と、寿芳窯を運営する株式会社上田陶石の専務取締役・上田万里子さん。豊富なバリエーションの製品が、暮らしを彩ってくれます。

作品づくりを行う上で
こだわっていることとその理由

天草陶石は、薄く焼いても割れにくい高強度で、長く使えるのが特徴です。そのため、天草地域の各ホテルを始め、学校給食や病院、保育園などでも食器として使われています。時代のニーズに合わせてバリエーションが広がってきましたが、天草陶石は限られた資源でもあります。今後はシリーズものも集約し、以前から作り続けられてきたスタンダードな器を一つ一つ丁寧に、確かな品質でお届けできるように作っていきたいと考えています。高浜焼の歴史をこれからも重ねられるよう、若い職人の方にも興味を持ってもらえたらと思います。

逸品一点

ユニバーサルシリーズ

Artwork Title

ユニバーサルシリーズ

握力の弱い高齢者や子どもが使っても、落としてしまったりすることがないよう、ピタリと指がかみ合うような窪みを設けた丼やマグカップ。高浜焼を使用している病院からの要望を受けて制作されたものですが、一般の家庭でも日常使いの器として重宝しそうです。

この作品の購入ページへ

事業者概要

Company overview
工房名・屋号等
高浜焼
寿芳窯
代表者名
上田萬壽夫
TEL/FAX
Tel.0969-42-1114/Fax.0969-42-0640
MAIL
uedatouseki.001@gmail.com
URL
https://takahamayaki.jp
住所
天草市天草町高浜南598
主な販売スポット
熊本県伝統工芸館、寿芳窯ギャラリー、オンラインショップ、鶴屋百貨店、天草市内ホテル売店
受賞歴・個展出展歴
2010年 第107回九州山口陶磁展産業陶磁器部門
佐賀新聞社賞

schedule

くまもと伝統工芸品は、全国の各会場で直接ご購入いただけます。

熊本が誇る逸品を、是非身近に感じていただけたら幸いです。出展スケジュールは以下の通りです。