くまもと伝統工芸品復興一途|丸尾焼 クラフト・ワン株式会社の作家 金沢弥和
金沢弥和
artisan name
丸尾焼
クラフト・ワン株式会社金沢弥和
Genre
陶磁器
profile
1953年、菊池市生まれ。嵯峨美術短期大学陶芸科卒業。熊本県工業試験場窯業部にて研修後、1981年に丸尾焼5代目の金澤一弘さんと結婚。2023年、一弘さんの逝去により、現在は息子の佑哉さん、宏紀さんらと共に丸尾焼を継承している。
代表作品Creation
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Artwork Title
楕円皿
いろいろな料理を盛れる楕円皿。太陽や月、星をモチーフにした皿は、30年以上前から続くデザインです。ざらっとした質感で、どこか土器を思わせます。奥の楕円皿は、マスキングテープで模様を施し、シンプルな中にも存在感を放っています。
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Artwork Title
カップ
口元は口当たりが良いようにつるりと、手元は持ちやすいようにざらりとしていて、異なる質感が楽しめるカップ。ボーダーの線の太さや間隔などが異なる、多様な模様が施され、使いやすさに見た目の面白さも加わった、丸尾焼の定番デザインとなっているシリーズ。
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feel
生活空間をより豊かに。
丸尾焼にしかないモノ作りを追求
江戸末期の1845年に甕屋(ルビ:かめや)として創業。3代目・武雄さんが作り出した4種類の釉薬を用いて日用使いの器を作り続け、2003年には国の伝統的工芸品にも指定されています。「3代目の残した釉薬は実に安定していて、組み合わせでさまざまな表情を出すことができます。その釉薬をより良く活用し、追求することが丸尾焼としてのやるべきこと」と語る弥和さん。5代目だった金澤一弘さんが発起人となり、長年会長を務めてきた「天草陶磁器の島づくり協議会」主催の「天草大陶磁器展」は、現在も意志を継ぎ、天草の風土に合った産地化を目指して行政と共に毎年開催しています。
作品づくりを行う上で
こだわっていることとその理由
私にとって“土”は、本当に面白い素材だと実感しています。土は、触ったり、乾かしたり、焼成したりする中で次々と表情を変え、常に変化していきます。一枚の器から、作り手の思いを何かしら感じてもらえればうれしく思います。器は、使ってもらうことで完成しますが、時折、お客様の食卓に招かれ、丸尾焼の器が思わぬ使い方をされているのを見かけることがあります。そんな時は、驚くのはもちろん、使い手によって丸尾焼の新たな一面に出会えた気がして、作り手として何よりも喜びを感じます。日常使いのシンプルな器が、使う人の生活を何気なく心地よくし、時には器と対話しながら使い続けてもらえれば幸いです。
Artwork Title
楕円皿
いろいろな料理を盛れる楕円皿。太陽や月、星をモチーフにした皿は、30年以上前から続くデザインです。ざらっとした質感で、どこか土器を思わせます。奥の楕円皿は、マスキングテープで模様を施し、シンプルな中にも存在感を放っています。
この作品の購入ページへ事業者概要
- 工房名・屋号等
- 丸尾焼
クラフト・ワン株式会社 - 代表者名
- 金沢弥和
- TEL/FAX
- Tel.0969-23-9522/Fax.050-3488-9252
- maruoyaki@gmail.com
- 住所
- 天草市北原町3-10
- 主な販売スポット
- 同工房、熊本県伝統工芸館
- 受賞歴・個展出展歴
- 2017年 熊本市現代美術館「〇O(マルオ)の食卓」展
2017年度グッドデザイン審査員賞受
schedule
くまもと伝統工芸品は、全国の各会場で直接ご購入いただけます。
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熊 本
2024 -
東 京
2024代官山T-SITE GARDEN GALLERY https://store.tsite.jp/daikanyama/作家紹介
山鹿灯籠よへほ会がやってくる!
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京 都
2024大丸京都店 4階 「暦2」(こよみごよみ) https://www.daimaru.co.jp/kyoto/山鹿灯籠よへほ会がやってくる!
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大 阪
2024ルクア イーレ 9階
(梅田蔦屋書店内) https://www.lucua.jp/shopguide/id472.html -
福 岡
2024大丸福岡天神店 6階フロア https://www.daimaru-fukuoka.jp/