くまもと伝統工芸品復興一途|吉田木工の作家 吉田明功

artisan

吉田明功

吉田木工の作家 吉田明功のメイン画像

artisan name

吉田木工吉田明功

Genre

木工・竹細工

吉田木工の作家 吉田明功のプロフィール画像

profile

1972年、多良木町生まれ。高校卒業後、18歳で祖父・父親に弟子入りし修行を始める。現在、吉田木工の3代目として無垢材を使用した“箱物・板物”を中心に製作を行っている。

代表作品Creation

feel

  • 触れて感じて欲しい
表情豊かな無垢の木工品の魅力
  • 触れて感じて欲しい
表情豊かな無垢の木工品の魅力

触れて感じて欲しい
表情豊かな無垢の木工品の魅力

初代の祖父が建具屋として興した「吉田木工」。福岡県の家具の産地・大川市で修行した先代(父)から家具製作に移行し、現在は明功さんが継承しています。長年乾燥させた国産無垢材を用い、オーダー家具の他、食卓用など幅広い木工品を製作します。ここ数年は、クリエーターとの異業種コラボレーションの機会が増えたそうです。アイデアを出し合って一からデザインを起こし、若い人たちの感性と自分たち職人の技術の融合から、新しい作品を生み出せることが醍醐味。明功さんは、「(木工品は)化学製品にはない香りや優しい手触りを楽しめる身近な生活用品。ぜひ触れて感じて欲しいです」と、にこやかに語ります。

作品づくりを行う上で
こだわっていることとその理由

木工品は観賞用というより、身近で使ってもらい、暮らしの中で楽しめる作品。製作する上で要なのは材料選びで、木を見定める目利きが木工職人の基本です。色味が豊富な紅葉樹の無垢材や、今では入手が難しい“塩地”など、貴重な材木もストックしています。何を作るかは、木に出会ってから閃くことも多く、「木でこんなものも作れるんですね!」という驚きの声をもらうと励みになります。人吉球磨地域には、威厳を漂わせる木工職人が多くいました。そんな先輩たちに一歩でも近づけるように精進します。そしてぜひ皆さんに木の温もりを感じて、木を好きになって欲しいです。

逸品一点

ペン立て

Artwork Title

ペン立て

木組みのペン立ては、木目が細かく今では入手困難な木材“塩地”(左)と、木目が力強く硬質で耐水性もある栗(右)。無垢材の特性を最大限に活かし、経年変化で色の変化を楽しめるように仕上げています。他にトレイ、まな板、箸置きなども製作。

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事業者概要

Company overview
工房名・屋号等
吉田木工
代表者名
吉田明功
TEL
Tel.0966-42-2822
MAIL
akiwoods9498@gmail.com
住所
球磨郡多良木町多良木1008-7
主な販売スポット
熊本県伝統工芸館

schedule

くまもと伝統工芸品は、全国の各会場で直接ご購入いただけます。

熊本が誇る逸品を、是非身近に感じていただけたら幸いです。出展スケジュールは以下の通りです。