くまもと伝統工芸品復興一途|高田焼 竜元窯 の作家 江上 晋

artisan

江上 晋

高田焼
竜元窯
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artisan name

高田焼
竜元窯
江上 晋

Genre

陶磁器

高田焼
竜元窯
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profile

1980年、八代市生まれ。大学卒業後、仕事に就きながら学費を貯め、佐賀県立窯業大学校に進んで焼物を学ぶ。同校卒業後、26歳で帰熊し、父のもとで作陶を開始。

代表作品Creation

feel

  • 伝統の枠組みの中にも
独自性を表現した器類
  • 伝統の枠組みの中にも
独自性を表現した器類

伝統の枠組みの中にも
独自性を表現した器類

青磁を基調に、異なる色の土を埋め込む象嵌の手法で描く高田焼。父・元さんが開いた竜元窯の2代目・晋さんが作るのは、独特の造形と色の表現がモダンな花器や酒器、食器といった器類です。いずれも、高田焼を構成する土と釉薬、象嵌の技法という3つの要素は守りながら、それらを新たに組み合わせる自由な発想のもと、紋様や色合い、質感などに現代的な感覚が表現されています。その一方で、400年に渡り受け継がれてきた高田焼ならではの品格がにじみ出ているのも特徴。「使って楽しんでもらうのが作り手の喜び」と、日常を彩る作品を生み出し続けます。

作品づくりを行う上で
こだわっていることとその理由

歴史のある高田焼に伝わる象嵌の技法や品格は守りながら、自分の表現であることや誰の作品か分かるものを作ることを大事にしています。作り手が生きる時代背景が異なれば、生み出されるものが違うのは当然です。伝統工芸は、決して古いものではなく、その時代の「今」を捉えて表現されるべきもの。その上で、使う人の生活に入り込み、暮らしを豊かにしていくものを作ることが、工芸の楽しみの本質だと思います。飾って愛でるのではなく、使って楽しんでいただく、そんな作品をこれからも作っていきたいと考えています。

逸品一点

白磁釉象嵌杯

Artwork Title

白磁釉象嵌杯

釉薬を埋め込んで透明感や清涼感を表現した作品。霧吹きを使って吹きかけ、釉薬に触れる部分と触れない部分を設けることで、一つの器でありながら部位によって表面の質感や手触りが異なり、窪み部分の陰影が描く独特の表情を持った作品に仕上がっています。

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事業者概要

Company overview
工房名・屋号等
高田焼
竜元窯
代表者名
江上 晋
TEL
Tel.0965-52-1817
MAIL
egami.shin@i.softbank.jp
URL
https://egamishin.jp
住所
八代郡氷川町網道858-2
主な販売スポット
熊本県伝統工芸館、高田焼竜元窯
受賞歴・個展出展歴
2007年 熊本県美術協会展・伝統工芸館賞
2008年 熊本県美術協会展・美術協会賞
2013年 くらしの工芸展・熊本県伝統工芸協会賞
2014年 西部伝統工芸展「課題の部」・日本工芸会西部支部賞
2017年 西部伝統工芸展・熊本朝日放送賞
2019年 西部伝統工芸展・熊本市賞 他多数

schedule

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熊本が誇る逸品を、是非身近に感じていただけたら幸いです。出展スケジュールは以下の通りです。