くまもと伝統工芸品復興一途|蓑毛㊀鍛冶屋の作家 蓑毛 勇

artisan

蓑毛 勇

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artisan name

蓑毛㊀鍛冶屋蓑毛 勇

Genre

刃物

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profile

1987年、人吉市生まれ。熊本市内の高校を卒業後、父親から「(鍛冶屋は)継がなくてもいい」と言われ海上自衛隊に入隊。しかし、30歳を期に祖父・父に弟子入り。10代目となる。

代表作品Creation

feel

  • 美しさと“錆びない”遊び心で
野鍛冶を次の世代へ
  • 美しさと“錆びない”遊び心で
野鍛冶を次の世代へ

美しさと“錆びない”遊び心で
野鍛冶を次の世代へ

250年以前に創業した「蓑毛㊀鍛冶屋」。代々、野鍛冶(包丁、農具、山林刃物など)を手掛け、勇さんで10代目を数えます。鎌は使う人の意見を取り入れながら改良を重ね数種類あるほか、手打ち包丁は切れ味の良さと丈夫さが評判です。中には、40年来の利用者が、今も研ぎ直しに来て使い続けているとか。「(包丁は)毎日使っていればそんなに錆びるものではない」と勇さん。モットーは、「見た目の美しさと遊び心のあるものづくり」です。人吉クラフトパーク石野公園では、「マイ包丁づくり鍛冶体験」も開催(予約制)しています。

作品づくりを行う上で
こだわっていることとその理由

幼いころから、先祖のことを折に触れて聞かされて育ったのに加え、いつも仕事をする祖父や父の背中を見ていたので、自分も後を継ぐ覚悟でいました。しかし、「継がなくていい」と言われ、高校卒業後は海上自衛隊に入隊。海外派遣や東日本大震災の支援活動などに従事しましたが、30歳の時、それまで自分の中で“念願”だった弟子入りを許されました。刃金(鋼)を地金(極軟鋼)で挟み込む“割込鍛造”は、刃先が欠けにくく長持ちします。メンテナンスを重ねながら長く使える野鍛治を、これからも残していきたいと思います。

逸品一点

アウトドアナイフ

Artwork Title

アウトドアナイフ

「イグナイトナイフ」と名付けられたアウトドアナイフ。イグナイトとは“火をつける、燃え上がらせる”という意味。その名の通り、「握った瞬間に男心に火をつけ、魂を燃え上がらせる」ようなナイフを目指しました。パラコードが編み込まれた柄、ブレードの鎚目が無骨な雰囲気を醸し出します。

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事業者概要

Company overview
工房名・屋号等
蓑毛㊀鍛冶屋
代表者名
蓑毛 裕(8代目)、蓑毛 稔(9代目)、蓑毛 勇(10代目)
TEL
Tel.0966-24-2597
MAIL
minomo.kajiya.info@gmail.com
URL
https://minomokajiya.wixsite.com/home
住所
人吉市下薩摩瀬町1596-3
主な販売スポット
店舗(人吉市紺屋町70)、クラフトパーク石野公園、レイリー ヒュッゲストア、熊本伝統工芸館、人吉市ふるさと納税返礼品

schedule

くまもと伝統工芸品は、全国の各会場で直接ご購入いただけます。

熊本が誇る逸品を、是非身近に感じていただけたら幸いです。出展スケジュールは以下の通りです。