くまもと伝統工芸品復興一途| 坂元光香
坂元光香
artisan name
坂元光香
Genre
象がん
profile
1977年、長崎県生まれ。中学時代に熊本へ転居。20代前半で彫金を始め、熊本県伝統工芸館主催の後継者養成講座を受講。河口知明、東清次両氏に師事。2006年より独立し、肥後象がん作家に。
代表作品Creation
-
Artwork Title
クラゲの帯留
ベースの地金に、純金、純銀、青金を施し、ボリュームを持たせながら立体感を出して仕上げたクラゲの帯留は、坂元さんが学んだ彫金の技術が生かされた作品。和装の際の帯留めとしてだけではなく、チョーカーやベルトのバックルとしても使える汎用性の高さも魅力です。
この作品の購入ページへ -
Artwork Title
黒猫のネックレス
ベースとなる鉄の地金には、細かい線で凹凸を描いて柔らかい毛並みをリアルに表現。爪と目の部分に施した純金を用いた象がんが際立って、黒猫ならではの神秘的な印象も感じられます。シンプルな中にも技術の高さが凝縮された作品で、襟元を彩ってくれます。
この作品の購入ページへ
feel
普段使いできる象がんを通して
伝統の技術を知ってほしい
海外の旅行先で現地の工芸品などに触れたのを機に、日本の伝統的工芸品にも興味を覚えるようになったという坂元さん。趣味で彫金に取り組んでいたこともあり、熊本の伝統工芸である肥後象がんに惹かれ、後継者養成講座で学んだ後、独立しました。「自分自身で使いたいと思えるもの」を作るのが信条。伝統的な唐草模様だけでなく、クラゲなどの海洋生物、身近な猫などをモチーフに、普段使いできるアクセサリーなどで曲線の美しさや柔らかさを表現しています。「幅広い世代の方に使ってもらうことで、伝統工芸としての肥後象嵌について知る機会になれば」との思いで制作に向き合います。
作品づくりを行う上で
こだわっていることとその理由
数百年前に作られた刀の鍔(つば)などを見て、当時の職人の技術の高さに思いを馳せることがあります。金属は長く残っていくものなので、ベースとなる技術の部分はきちんと仕上げながら、時間が経っても古さを感じさせないものを作りたいと思っています。現代において伝統工芸品は、生活必需品ではないかもしれません。しかし、日々の暮らしの中に取り入れることで余白や余裕が生まれ、心を豊かにしてくれるものだと考えています。だからこそ、大事にしまい込むのではなく、日頃から「使いたい」と感じてもらえるような、実用的な作品を作り続けたいと思います
Artwork Title
クラゲの帯留
ベースの地金に、純金、純銀、青金を施し、ボリュームを持たせながら立体感を出して仕上げたクラゲの帯留は、坂元さんが学んだ彫金の技術が生かされた作品。和装の際の帯留めとしてだけではなく、チョーカーやベルトのバックルとしても使える汎用性の高さも魅力です。
この作品の購入ページへ事業者概要
- 代表者名
- 坂元光香
- 住所
- 熊本市北区梶尾町
- 主な販売スポット
- 熊本県伝統工芸館、くまもと工芸会館、オンラインマーケットCreema
- 受賞歴・個展出展歴
- 2004年 第22回「くらしの工芸展」入賞
2013年 第48回西部伝統工芸展 入選
第68回熊本県美術協会展 奨励賞
2018年 第73回熊本県美術協会展 県美会友賞
schedule
くまもと伝統工芸品は、全国の各会場で直接ご購入いただけます。
-
熊 本
2024 -
東 京
2024代官山T-SITE GARDEN GALLERY https://store.tsite.jp/daikanyama/作家紹介
山鹿灯籠よへほ会がやってくる!
-
京 都
2024大丸京都店 4階 「暦2」(こよみごよみ) https://www.daimaru.co.jp/kyoto/山鹿灯籠よへほ会がやってくる!
-
大 阪
2024ルクア イーレ 9階
(梅田蔦屋書店内) https://www.lucua.jp/shopguide/id472.html -
福 岡
2024大丸福岡天神店 6階フロア https://www.daimaru-fukuoka.jp/