くまもと伝統工芸品復興一途|住岡郷土玩具製作所 の作家 住岡孝行
住岡孝行
artisan name
住岡郷土玩具製作所
住岡孝行
Genre
玩具
profile
1977年、人吉市生まれ。会社勤めなども経験しながら、20歳の頃から本格的に父・忠嘉さんのもとで修行を積む。現在、住岡郷土玩具製作所3代目。
代表作品Creation
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Artwork Title
花手箱
かつては“いち箱”や“香箱”と呼ばれ、女児の躾を兼ねた道具箱として人気でした。絵柄も、おなじみの肥後椿になる前は桜などが主流だったものが、時代とともに変化してきました。10段の入子式が基本型で、最大上下に2段ずつ拡張されます。「花手箱」と名付けたのは孝行さんの母
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Artwork Title
きじ馬
伊勢神宮で行われる式年遷宮で御神木を運ぶ車「御木曵(おきひき)」に形がよく似ており、頭に大一(たいいつ=神様のために)の文字が書かれているのも同じです。また、金鶏(きんけい=ミャンマーでは火除けのお守り)にも似ており、相良藩時代に起きた大火事の後に、現在のデザインに変わったといわれています
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feel
時代に即した感覚を大切に、
技術を継承し“本流”を残す
仏師だった初代・喜太郎さんが人吉・球磨地方に伝わる郷土玩具「きじ馬」を再興させたことから、住岡郷土玩具製作所の歴史が始まりました。男児の玩具「きじ馬」と、女児の玩具の「花手箱」や羽子板の製作に加え、箱物を得意とする孝行さんは、高い技術を要する浮造り(うづくり)仕上げの桐の姫箪笥なども手掛けます。きじ馬の伝統的製法は、朴木(ほおのき)や桐を使った一木作り。曲がった木材は市場に出ないため、孝行さん自ら山主を訪ねて探します。全国規模の工芸雑貨ブランドやアパレルブランドとのコラボレーションにも取り組み、きじ馬の認知度アップに務めます。また、デザイン・絵付け体験も子どもたちに好評です。
作品づくりを行う上で
こだわっていることとその理由
初代、2代目が守り続けた“原型”をできるだけ残していきたいと考えています。お客様から、「きじ馬や花手箱を見ると故郷を思い出す」と言われるととても嬉しいと同時に、「伝統とは変化するもの」だと思いますし、そうでなければ生き残れないという信念も持っています。昔ながらの本着色は、三千本膠(さんぜんぼんにかわ)と顔料を使い木地が透ける塗りが特徴です。人体や環境に無害な塗料や柿渋などの自然塗料も積極的に使用するのは、「最後に土に返るもので作りたい」との思いがあるからです。木材は5年以上乾燥させて使うため、先代から引き継いだ50年分の貴重な木材に、常時新たなものを補充していきます。
Artwork Title
きじ馬
伊勢神宮で行われる式年遷宮で御神木を運ぶ車「御木曵(おきひき)」に形がよく似ており、頭に大一(たいいつ=神様のために)の文字が書かれているのも同じです。また、金鶏(きんけい=ミャンマーでは火除けのお守り)にも似ており、相良藩時代に起きた大火事の後に、現在のデザインに変わったといわれています
この作品の購入ページへ事業者概要
- 工房名・屋号等
- 住岡郷土玩具製作所
- 代表者名
- 住岡孝行
- TEL/FAX
- Tel.0966-38-1020/Fax.0966-38-1020
- smilog336@gmail.com
- 住所
- 球磨郡錦町西無田の原104-2
- 主な販売スポット
- 熊本県伝統工芸館、クラフトパーク石野公園、人吉の各旅館、「うなぎの寝床」などのネットショップ、コラボ企業店舗など
schedule
くまもと伝統工芸品は、全国の各会場で直接ご購入いただけます。
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熊 本
2024 -
東 京
2024代官山T-SITE GARDEN GALLERY https://store.tsite.jp/daikanyama/作家紹介
山鹿灯籠よへほ会がやってくる!
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京 都
2024大丸京都店 4階 「暦2」(こよみごよみ) https://www.daimaru.co.jp/kyoto/山鹿灯籠よへほ会がやってくる!
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大 阪
2024ルクア イーレ 9階
(梅田蔦屋書店内) https://www.lucua.jp/shopguide/id472.html -
福 岡
2024大丸福岡天神店 6階フロア https://www.daimaru-fukuoka.jp/